モノづくりの可能性ある未来へ

親父から息子へ受け継ぐ事 時代を振り返る。
自分が起業した時代なんてさ、日本の国自体が貧乏なんだから(笑)
でもね、「いつか必ず!!」なんてね、みんな目がギラギラさせているの。
瞳が輝いている。希望の光で満ち溢れていたんだよね。
背広を着たメーカーの若い青年が相談にきてさ…それで、いつもむずかしい要望(笑)
熱く語りあうわけ。
その青年も、何度も何度も書き直した図面を持ってさ。とにかく一生懸命。
だから、そんな一生懸命に応えるために、こっちも真剣なのよ。
毎日、毎日、完成するまで、ずっと試行錯誤するんだ。
諦めることなく、寝る暇も削ってね。
それで作品が完成したと思ったら、また、次にすぐ、むずかしい案件が来たりしてね(笑)
いつも、いつも忙しかったけど・・・とても情熱的な時間だった。
時代背景もあったけど「仕事」こそ、「我が青春そのもの」だね。
思えば、図面を持ってきていた青年達…みんな偉くなっちゃたな~。

息子の時代への継承?
いつも小さい頃から仕事場について来て、自分の仕事する所を見ていたから。
それで継承だな。ウン、それで継承。うちは、とても良い継承が出来たと思う。
ただ、大事な事はさ、「いつでも誠実に、己を忘れず、欲張らず、仕事を愛し、信念を持ちやり続ける事」それだけ。
でも、今の時代は豊かでたくさん楽しい事もあるからさ…自分たちの時代では普通の事、そんな、当たり前と思っていた事が、今の若い子達に言わせると「むずかしい」っていう時代になってきちゃったのかな?と思うよね。

「だから若者よ!大志を抱け!」
日本のものづくりの技術は唯一無二。世界一だから。